第三番札所 亀光山 釈迦院 金泉寺 -2




 井戸の傍らに座っているお地蔵様は北向き地蔵と呼ばれ、首から上の病にご利益があると伝えられています。自分の悪いところと同じところを撫でながら願をかけると良いそうです。

 この金泉寺は源平合戦の際、源義経が戦勝祈願に立ち寄ったという伝承もあり、その時に力自慢の弁慶が持ち上げた巨石が「弁慶の力石」で、境内西隣の庭園の角に置かれています。この弁慶の力石は大人でも手を回すことが出来ないくらい巨大な岩で、大事な一戦を控えた義経が弁慶の人並み外れた力量を自軍の兵の前に示し、士気を鼓舞したと伝えられています。

 本堂の右手にある倶利伽羅龍王は不動明王の化身で、御仏の守護にして煩悩を除き、身体と心の一切の悩みと願いを成就してくれると言われています。

 歩いて来たお遍路さんは、参拝が終わってこのお寺を退出する時に初めて朱塗りの仁王門を目にすることになり、その鮮やかさに見入ってしまうことでしょう。


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