第十四番札所 盛寿山 延命院 常楽寺 -2




 弥勒菩薩は、釈迦の入滅後56億7000万年後に現れて衆生を救済すると言われている未来仏で、釈迦の代わりを努め、釈迦の救済から漏れた人を救ってくれるといいます。

 境内にはあたり一面にゴツゴツとした巨大な岩盤がまるで波打つように広がっています。これはこの地に境内を移す際に山を切り崩して埋め立て、岩盤の奥に堂宇を建てたために流水岩の庭が出来たとされています。この天然の岩盤は流れる水のような美しさから「流水岩の庭園」の名でも呼ばれています。

 本堂の前で覆い被さるように枝を広げているアララギの巨木は、弘法大師が挿し木をしたものが育ったと言われています。大師がある糖尿病で苦しむ老人に持参の霊木を削り煎じて飲まし、加持祈念すると病気もただちに治癒したといいます。その霊木を挿し木したのがこのアララギの巨木で、別名「あららぎの霊木」とも呼ばれ、あらゆる病気に霊験を発揮すると言われています。



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