遍路の費用と防犯方法

 遍路の旅にかかる費用は大別すると次のように分けられます。

1.遍路用品の購入費
2.交通費
3.宿泊費(一泊二食付き6000~8000円程度)
4.昼食代
5.お土産代
6.納経代、賽銭(納経代:軸500円、納経帳300円、白衣200円)
7.雑費(拝観料、コインランドリーの使用等)

 上記の費用の内、最も高いのが宿泊費になります。遍路経験者によると四国八十八ヵ所巡りにかかった費用の平均は約35~45万円程度が最も多いようですが、歩き遍路の場合、一日一万円とよく言われています。もちろんお接待を受けたり善根宿に宿泊させて頂くこともあるでしょうが、基本は一日一万円で計算し、50日で巡る場合約50万円かかることを考慮して予算を立てておくのが良いでしょう。

 四国八十八ヵ所巡りにはかなり費用もかかることは上記でお解り頂いたと思いますが、悲しいことに心無い人がお遍路さんを狙う犯罪は少なくありません。特に一人歩きされる方は十分に気を付けて、以下の注意事項を参考にして下さい。

1.夜遅くまで歩かない(早めに宿に入る)
2.野宿をする際は極力民家の近くや他のお遍路さんの近くにする。
3.現金は肌身から離さず分散して持つ。
4.大金を所持せず、金融機関から少しずつ引き出す。(ゆうちょ銀行が便利です。)
5.ご家族の方に定時連絡を入れる。

 他にも交通に関することとして、トンネルの中を歩く場合には音にも十分注意する必要があります。普段からトンネルをよく歩くという人はあまりいないと思いますので知らない方が多いでしょうが、トンネルの中では車のエンジン音やクラクションが凄く響きます。また排気ガスも充満していますので、耳腺やマスクを用意しておくのが良いでしょう。

 車でならすぐに抜けるトンネルでも、歩きで抜けるとなると予想以上に時間がかかります。

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