遍路の計画と準備
お遍路さんは同行二人という弘法大師との二人連れを約束されています。お遍路さんは難所を越える時でも野宿している時でも常に弘法大師と共にあるという意味です。巡礼はマイカーで廻ってもいいし、旅行会社等のバスツアーもありますが、遍路の真髄は歩きにあると言われ、誰もが一度は歩いてみたいと願っています。
因みに巡礼の旅は「歩く」とは言わず「踏む」と言います。これは弘法大師の足跡を踏む巡礼を意味しているからだといいます。地元の人々には、弘法大師が今でも修行僧の姿をして、四国を巡錫していると信じられています。
歩き遍路の場合、全行程およそ1,450㎞(徒歩で廻れば約40~60日程度)という長旅になるので、体調をしっかりと整えておくことが最も大切な準備の一つになります。早く巡ることが目的ではありませんので、自分の体力を考えてゆとりのある巡拝プランを立てましょう。目安として、1日の歩行距離は25キロメートル前後(山登りがある場合は20キロメートル前後)で計画を立てるのが平均的だそうです。
次に用意しなければならないものが道具類ですが、分類して後述しておきますので参考にして下さい。
遍路装具
白衣、輪袈裟、菅笠、金剛杖の4点は最低用意しておきましょう。
巡拝用品
納経帳、経典、納札、念珠、線香、ロウソク、頭陀袋(手提げ袋でも良い)
道具類
リュックサック、下着類、医薬品、洗面用具、雨具
小物類
洗濯ばさみ、洗剤、石鹸、紐、筆記用具、ライター、タオル、ポケットティッシュ、健康保険証のコピー等
お遍路用品5点セットをまとめて購入したい場合はコチラが便利です。
他にも虫よけスプレーや反射板等あればあるだけ便利ですが、荷物が多くなり過ぎると体力も消耗しやすいので、常時必要なもの以外コンビニ等で簡単に手配できるものは、必要に応じて購入した方が良いと思います。
最後に重要な準備として、厳しい巡礼の旅を打ち終えるのには熱心な信仰心と意思が必要です。巡礼の旅は全行程の距離や日数を考えると厳しいのは誰の目にも明らかですが、その中で様々な出会いと別れを繰り返し、あなたの巡礼のドラマが生まれることは間違いありません。
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